| 渡邉智惠子写真集：
NEPAL 心の旅
ヒマラヤの風を受けて
インドと中国に挟まれた南アジアの小王国ネパールは、日本からは飛行機で7〜8時間という距離、また緯度は沖縄とほぼ同じです。
首都カトマンドゥは1月でもブーゲンビリアの花が咲き、雪が降ることはないそうですが、ひとたび郊外に出ると、雪を戴いたヒマラヤ山脈をかなたに眺めることができます。
異国を旅して見たことのない景色や見知らぬ人々の笑顔に触れる時、感動、驚き、喜びなど心が様々に動きます。
その場所へ行くことだけが旅ではない、旅は“心”でするものなのだ、と感じる瞬間があるのです。
だから、心が動いた瞬間を写真という形で表現することは、自分探しの旅でもあると思っています。
渡邉智惠子
著者プロフィール
1934年、東京都品川区生まれ。
大田区・練馬区の公立中学校で28年間体育を教え
1983年退職。その後、若い頃から親しんできた
写真を本格的に開始。さまざまな写真講座を通して
多くの写真家と出会い、写真観・人生観に触れる。
花などの静物から国内・海外の旅で出会う情景を
作品にし、多数のグループ展に参加。
1999年11月『FCC（フジクロームクラブ）jpレディース』
の立ち上げに関わり現在もメンバーとして活動中。
2003年1月には『FCC』主催によるポストカード・フォトコンテストで最優秀賞受賞。
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