■写真と民話の本（英訳付き）
■オールカラー／80頁
■特A4サイズ　297x 220mm 　
■定価2,600円　消費税・送料別途

■Author：酒井博毅
■Photographer：町田　光
■Design：MOON PRESS GRAPHICS
■Printed in Japan 2005

企画：坂井博毅
写真：町田　光
岩手町の民話

The Folktales
of Iwate Town

1971年、私が岩手町に移り住んで、医療の第一線で無我夢中で過ごし、33年の月日が流れた。この町には素晴らしい自然と多くの神社、それにまつわる美しい民話があった。しかし、美しい自然も素晴らしい民話も経済優先社会の荒波に押し流されて顧みられず色あせて、現代の人々の心の外にある様に思えて残念でならなかった。

2004年、岩手町企画商工課が岩手町「川の駅」の竣工記念に「北上川源泉物語―いわてまちの伝説と民話」を発刊された。私はそれを読んで、とても素晴らしい企画であったと感動した。そうだ、これに以前からある千葉美保子氏原作の「沼宮内物語」を英文に翻訳し、地域の方々ばかりではなく、外国の方々にも読んでいただきたいと思った。幸い沼宮内高校の英語外人教師Ms. Nicola Birchall のご主人で、英国からいらしゃっている、Mr. Richard Andrew Cheney から当院の職員の英語会話の指導をしていただいたので、私のつたない英語を添削していただくこととなった。

さらに岩手町の美しい自然や伝説の山、お社を、プロの写真家に写真を撮っていただき、これに民話とその英訳をアレンジして印刷しようと思いついた。幸い私の知人で、東京で写真家として活躍中の町田光先生が時折、私の家を拠点に、十和田湖や八幡平など北東北の写真撮影をされていたので、お願いしたしたところ心良く引き受けて下さった。そして春夏秋冬つごう6回来町していただき写真撮影された。これによって私のつたない英訳も光り輝くことになり、多くの方々のご協力やご支援によって出版する事が出来たのであった。

坂井博毅　

著者プロフィール

坂井博毅（Hiroki SAKAI）

昭和11年　北海道上川郡朝日町生まれ
昭和38年　岩手医科大学卒業
昭和46年　岩手町に産婦人科坂井医院開業
昭和48年　医学博士
現在 地域医療や国際交流に多大な貢献をしている
岩手町国際交流協会会長

著書「ドクター坂井の安産百科」「ゆきしまき」
「くんしらん」「赤ちゃんの成長とよくある病気」

町田 光（Hikaru MACHIDA）

1937年：山口県に生まれる
1956年：山口県立防府高校写真郡で活動
1959年：東京写真短期大学技術科卒業
1961年：株式会社ヤシカで宣伝部カメラマンとなる
1984年：京セラ株式会社コンタックスサロン銀座・館長／写真展の構成／アマチュアカメラマンを指導
2000年：フリーカメラマンとして写真事務所開設
コンタックスクラブ指導講師
国内写真クラブも多数指導
2001年：磐田市芸術祭美術展・写真部門審査員
現　在：国内・海外の撮影旅行を企画実施

写真集
1996年：G1. IN MOROCCO
2000年：AN ETUDE OF LIGHT 1987−1999
2002年：見つめて感動そして…　田村敏子油絵画集・撮影
2004年：感じたものを, ありのままに　企画・編集
1999年より「町田光カレンダー」毎年出版

写真展
1998年光のエチュード　京セラ・コンタックスサロン銀座／同記念パーティ・銀座東急ホテル・ゴールデンホール
2001年：三人展長崎県五島列島を担当
京セラ・コンタックスサロン銀座／京都祇園西利ギャラリー
2001年：遥かなり、満州　ギャラリーアングル21
2003年：美しい記憶　京セラ・コンタックスサロン銀座
その他アマチュアとのグループ展多数
2004年：CONTAX 645二人展　長野・高原風景展示／京セラ・コンタックスサロン銀座賞

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