写真:大武秋笙+大武しなこ
監修:町田 光
写眼双人
|
地球は狭いと人は云う。しかし小さな個人、私にとって未知の世界は限りなく大きく廣い。一見に如かず、好奇心の故か、旅が大好きである。
何時の頃か写真が趣味となりカメラが旅の必携となる。撮り溜めた数々の写真、中には今にして始めて目を通すものも出て来ました。81才を越え、最近になって遅れ馳せながら身辺整理、就中写真の整理を行い、過ぎし来し方を振り返るのも良いと思うようになりました。
写真家町田光先生にはここ10年来御指導を給わり、先生の主催する国内外の撮影ツアーに度々妻と友に参加致しました。写真集に関して御相談申しあげた所、快く御賛同下さり剰えのんびり、スローモーな小生の背を押し尻をたたいて督勵して下さりました。幸いにして妻と共同で写真集を作り上げることが出来たのも先生の勧めでした。写真集の表題“写眼双人”も決めていただき身に余る光栄です。心から感謝致します。
大武秋笙
此の度、町田先生に勧められて、私の作品も写真集に入れることになりました。今迄は水彩画と人形作りがささやかな楽しみの場でしたが、ここ数年来、主人に従いて撮影旅行に同行したり写真展を拝見したりするうち、少しずつ関心を持つようになりカメラを持ち始めました。
無論写真歴と云う程の実績もなく,お遊びに過ぎませんが、唯今回、自分の記念アルバムとして残して置くのも良い想い出になると思い楽しみになってきました。自然の成り行きでこのようなチャンスに恵まれ大変嬉しく幸せに思います。
町田先生、有難うございました。そして大変お世話になりました吉田親司氏、篠原まゆみ氏に心から感謝いたします。
大武しなこ
著者プロフィール
大武秋笙
Shusho OTAKE
1925年 台湾に生まれる
1938年 高雄州立高雄中学入学
1943年 高雄州立壁東中学卒業
1944年 横浜市立医学専門学校入学
1949年 横浜市立医学専門学校卒業
1957年 東京医科大学病院勤務
1961年 医学博士取得
1963年 開業
1986年 東京医師歯科医師協同組合
写真同好会会員
1994年 日本医家芸術クラブ写真部会員
コンタックスクラブ会員
現在 1990年より神奈川県茅ヶ崎市在住
1994年より医科写真展に連続出展
大武しなこ
Shinako OTAKE
1931年
東京都千代田区神田に生まれる
1950年 鴎友学園女子高校卒業
1953年 学習院女子短期大学卒業
現在 1990年より神奈川県茅ヶ崎市在住
この本のご購入方法
THEN...
|