■写真集/オールカラー/48頁
■Lサイズ 200x 220mm
■東京・勝鬨橋を10年に渡って撮影  
■定価1,800円 消費税・送料別途

■Photographer:加藤 豊
■Design:MOON PRESS GRAPHICS
■Printed in Japan 2006

加藤豊写真集:
閉じられたままの勝鬨橋

隅田川にかかる橋「勝鬨橋」は、かつては跳ね橋としてハの字に開く橋でしたが、昭和45年以降「あかずの橋」となってしまいました。この勝鬨橋に魅せられた著者は、10年間にわたり勝鬨橋を撮影し続けました。 今、この橋を「上げる」ことが検討され始めています。東京遺産とも言えるこの橋を知るために、歴史的な橋の考察も添付、貴重な資料となっています。

隅田川の玄関橋
勝鬨橋の虜になって10年

高校生のとき、父親のカメラを借りたことから写真撮影に興味を持つようになりました。
就職したことで撮影活動は中断しましたが、定年でフリーになって日時が経つにつれ、自分感覚の写真をもう一度撮りたいとの思いが強くなり、隅田川の橋を下流から順に撮っていく試みでスタートしました。


しかし、隅田川の玄関橋、「勝鬨橋」の虜となってしまいそのまま10年、いつしかシニアライフ・エポックとしての個展を開催、あわせて写真集を出版し、同時に、今まで拾い読みをしてきた歴史的背景も併載したいと思うようになりました。


幸いにもこの度は、日本大学理工学部教授・伊東孝氏(勝鬨橋をあげる会代表)に本文とキャプションの監修をお願いすることができまた、土木写真家・西山芳一氏には撮影アドバイスもいただき、初めての個展と出版の運びとなりました。

加藤 豊 

著者プロフィール

1930年 愛知県に生まれる
1948年 はじめて写真を撮る
1950年 愛友写真倶楽部(愛知県)に入会 
1950年 例年写真展に出品
1953年 富士フォトコンテスト学生の部に佳作入選
1954年 愛知県で就職
1955年 東京に就職
1996年 JPC(ジャパン・フォトクラブ)に入会
1996年 例年写真展に出品
1999年 土木を撮る会に入会、隔年写真展に出品
2006年 写真展「閉じられたままの勝鬨橋」
1950年 京セラ・コンタックスサロン東京で個展

本作品集所収の写真の撮影年代:
1997年10月〜2006年3月
使用フィルム:富士フィルム/コダック

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